(たしかブルーライグーン)

アレンジレベル2
 ワルダー側オリジナルメカ。一応ブルースターの愛機という設定で、体の各所に青のマーキング(伊東岳彦風)がある。  ブルースターは遅々として地球侵略が進まないインガム将軍に替わって派遣された新しい将軍。アンドロメダ方面でブイブイいわせてたらしい。地球上にタイムホールを開け、古代の恐竜を呼び寄せて街を襲わせるというよく解らない戦法でダイアクロン隊を苦しめる。とりあえず自軍の損失はないので、お金はかからないだろうなあ。大体このへんが(よけいなツッコミはあれど)タカラのオフィシャル設定。ブルースターの登場してきたあたりでダイアクロンは終わってしまったので、けっこう謎のまんまの人。
 んで、けっこうクールなやつくらいしか表現されていなくて、これから大活躍ってとこでシリーズが終わったため、オリジナルの枝葉はブルースターのほうがつけやすい。
 実はこの人は女であり、名前はそのまんまブルースターって星の王女様だったんだよな。10数年前に母星をワルダーに滅ぼされてしまったのだ(ランドマスターに届いたメッセージは実はこの人のかーちゃんだったりする)。生き残った同族を守るためワルダーに服従している(だからオフィシャルのほうでもワルダー軍を動かさず、恐竜等現地調達の手段しか使おうとしなかったのだ)。このメカは文字どおり「宇宙最強の機体」で、現在もワルダー軍及び宇宙中にこの機体に勝てるメカは存在しない。しかし、さすがに2機(この他に親衛隊用に10機くらい、廉価版があるが)だけで一つの星を守りきれるものではなかった…。
 もちろんいつかはワルダーに楯突くつもりのため、いっしょに組める連中を探して最前線を渡り歩いているが、なかなか見つからないのを嘆いている。中途半端な力しか持っていないなら、さっさとフリーゾンを根こそぎ奪われて、退化した文明の中で生きていくほうがまだいいと思っているんですね。実際彼女の星はなまじっか「宇宙最強の機体」で抵抗したがために、ほとんど死の星にされてしまっています。んで、当初は地球もさして彼女にとってはとるに足らない力にしか思えなかったんですが、ダイアクロン隊の意外な抵抗に考えが変わってきます。「もしかしたら・・・」。展開は読めると思いますが、ある程度は王道をいくつもりですんで。続きは別の場所で。

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